明けましておめでとうございます。
今年のチームテーマは「速さより強さ」です。
現在の1、2年生は昨年の県駅伝に5人が出場し、それ以外にも力のある選手は多いです。
しかし、いくら能力が高くても試合で勝てない。
そのような選手もたくさん存在します。
例えばレース前に体調を崩す、怪我をする等の調整力不足が挙げられます。
またアクシデントはレース前に限らず、レース中の接触、転倒なども想定されます。
そもそも日々の生活の中で、自分は一生懸命努力しているつもりでも、同じように他校の選手達も努力しているのが現実です。
仮に試合後、「発熱したから仕方がない」「転倒したから仕方がない」「調子が悪かったから仕方ない」と言っても負けは負けです。
アスリートに生きる高校生にとって「仕方ない負け」は存在しない。
この覚悟から「真の強さ」を追求してもらいたいです。
今年はもう一つ、新たな試みを実践しています。
それは「全員リーダー制」の導入です。
今年のチームにキャプテンはいません。
現在、全部員13名が約5つの役割をリーダーとして担っています。
4月には新入生も迎えます。
学年を問わず、この新入生達にもリーダーの役割を担ってもらう予定です。
選手達は毎朝5時過ぎに起床し、通学や練習を行います。
このような生活を3年間続けるわけですから、当然苦しい時期もやってきます。
そんな中でも選手達は仲間や自分自身を信じ、少しずつ逞しくなっています。
そんな東海大福岡男子駅伝部です。今年も応援の程、宜しくお願い致します。
東海大学付属福岡高等学校
男子駅伝部監督 田代修一